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沖縄大学　法経学部　法経学科
准教授　高木 俊雄

　「今年こそは1位をとる！」という強い思いをもって、沖縄大学の学Pメンバーは、商品制作を行っている。
そして今後、販売促進活動を行っていくのだろう。
しかし、私は参加しているメンバーに、単なる大学対抗戦として学Pを位置づけてもらいたくない。
むしろ、学Pに参加する学生には、ぜひ、自分たちがどのようなターゲットに対し、どのような商品を提供しようとするのかについて考え、終了したのちにそのことを振り返ってもらいたい。
また、実際の販売促進活動ののち、それがどの程度行えたのか、またはなぜ行えなかったのかについても考えてもらいたい。
なぜなら学Pは、単なる競争なのではなく、就業経験を通じた学習の場なのだから。
すなわち、これまで大学などで学んだ知識を、いかにして実際の場で用いることができるのかを求められているのではないか。
ぜひ、このことについて理解してもらいたい。
このような学生の成長の場を設け、そして多忙にもかかわらず多大なるサポートを行ってくださっている沖縄ファミリーマートさんも決して対抗戦として学Pを捉えてはいないだろうから。